店舗内装で照明計画が印象を左右する理由

店舗内装を考える際、照明は後回しにされがちです。
レイアウトや仕上げ材が決まってから、最後に明るさを決める。
実際の現場でも、そうした流れになることは少なくありません。
ただ、施工の立場から見ると、照明は空間の印象を大きく左右する要素です。
同じ内装でも、照明の考え方ひとつで「落ち着いた店」にも「安っぽい店」にも見えてしまいます。
照明は「明るさ」ではなく「見え方」をつくるもの
照明というと、つい明るさの話になりがちです。
しかし店舗内装では、単純に明るければ良いわけではありません。
たとえば、全体を均一に明るくすると、清潔感は出ます。
一方で、メリハリがなく、印象に残りにくい空間になることもあります。
逆に、必要な場所にだけ光を落とすと、
空間に奥行きが生まれ、落ち着いた印象になります。
この「見え方」を意識できるかどうかで、店舗の雰囲気は大きく変わります。
施工現場でよくある照明計画のズレ
実際の現場では、こんなズレが起きやすいです。
・器具のデザインだけで選んでしまう
・天井を組んだあとに照明位置を考える
・光の色味まで検討しきれない
こうした場合、完成後に
「思っていた雰囲気と違う」
と感じることが少なくありません。
照明は、器具単体ではなく、
天井の高さや仕上げ材、客席の配置とセットで考える必要があります。
照明計画は工事の早い段階で整理する
照明を活かすためには、工事の早い段階で方向性を整理しておくことが大切です。
レイアウトが固まる前に、
どこを見せたい空間にするのか。
どこはあえて抑えた印象にするのか。
この整理ができていると、
配線や下地の段階で無理のない施工ができます。
結果として、仕上がりも安定し、後戻りも少なくなります。
店舗開業をご検討中の方へ
照明は、完成してからやり直すのが難しい工事のひとつです。
だからこそ、内装全体の流れの中で、早めに考えておくことが重要になります。
弊社では、店舗内装工事を進める際、
デザインと施工の両面から照明計画を整理し、
無理のない形で空間づくりをご提案しています。
店舗開業に向けて内装を検討されている方は、
照明についても含めて、一度ご相談ください。



